産後シミが増えた!その原因と正しいケア方法まとめ

 

産後にシミが急に増えたと感じる女性は多いです。なぜ産後に急にシミが増えるのでしょうか?また産後にできたシミは薄くしたり消したりすることはできるのでしょうか?こちらの記事では産後のシミの原因と対策をわかりやすく解説していきます。

 

産後のシミの原因は

 

産後に急にシミが増える原因は3つあります。

 

  1. 妊娠中と産後特有のホルモンバランス
  2. 加齢によるシミ
  3. 生活リズムの変化

 

1.妊娠中と産後特有のホルモンバランスの変化

産後に急激にしみが増える一番の原因はホルモンバランスの変化です。

 

妊娠すると妊娠を維持するために「プロゲステロン」と「エストロゲン」の2つの女性ホルモンが増加していきます。妊娠中に分泌される女性ホルモンの量は通常時の100倍以上です。

 

「プロゲステロン」は妊娠を維持する一方で、肌の奥にあるメラニンの製造工場であるメラノサイトを刺激してメラニンを過剰に分泌させます。プロゲステロンが元の分泌量に戻るまで出産後半年~1年はかかります。

 

また「エストロゲン」は肌の老化につながる活性酸素を抑制し、肌のハリやツヤを守るエラスチンやコラーゲンを維持する「美肌ホルモン」ですが、出産後にはそのエストロゲンが急激に減少するため、肌のバリア機能も低下して外部の刺激を受けやすくなりシミを濃くしてしまいます。

 

妊娠中にはプロゲステロンが増えることで、産後にはエストロゲンが少なくなることでシミが増えてしまいます。特に産後半年~1年はプロゲステロンが多い中でエストロゲンが減少していくのでシミが急激に増えやすくなります。

 

ちなみに産後のシミは妊産婦の約70%に発生するものだそうです。

 

産後のシミの特徴

産後特有のシミは妊娠性肝斑と呼ばれ、以下のような特徴があります。

 

  • シミの境界線がはっきりしない
  • 頬からこめかみに向かって左右対称に広がっている
  • 季節によりシミの濃さが違う
  • カラダ全体に発生する

 

2.加齢によるシミ

30〜40代という年齢であれば、妊娠・出産の時期に関わらず、年齢特有のシミが発生している場合があります。

 

それを老人性色素斑といって、加齢とともに発生するもので紫外線だけでなく、皮膚の摩擦やストレスなどによってももたらされます。10代20代であれば肌の新陳代謝が正常に行われているのですが、30代に入った頃から新陳代謝のペースが遅くなり、また肌の潤いも減るなどにより、肌のバリア機能が失われてシミができやすくなります。

 

老人性色素斑の特徴は、妊娠性肝斑と対比してみるとより分かりやすいです。

 

  • シミの輪郭がはっきりしている
  • 左右のバランス関係なく、スポット的にできる
  • 肌が露出しているところに発生する
  • シミの濃さは年々濃くなっていく

 

3.産後の生活リズムの変化

 

産後さらにシミが濃くなる原因として、育児による生活スタイルやリズムの変化があげられます。

 

育児それ自体がストレスなだけでなく、育児に気を取られて日中の紫外線対策を怠ってしまったり、夜中に授乳することにより十分な睡眠がとれなかったりで、日中はメラニンの過剰分泌を促す一方で、夜間に肌を休ませられないために、できてしまったシミをさらに濃くしてしまいます。

 

 

産後のシミの治療法

 

産後のシミの治療法は、それが妊娠性肝斑か老人性色素斑かによって若干異なりますが、老人性色素斑は数年かけて徐々に濃くなっていくものですので、まず妊娠性肝斑を疑って治し方を考えるようにしましょう。

 

産後のシミの原因はホルモンバランスの乱れが大半で、ホルモンバランスが整うにつれて次第に薄くなっていきます。

 

しかし紫外線対策やスキンケアを怠っていると、ホルモンバランスの乱れによってできたシミが新たな刺激によって濃くなり定着する可能性があります。

 

産後はこれ以上シミを濃くしない予防法に重点を置き、シミ取りについてはすぐに取り掛からずにしばらく様子を見るのも大切です。

 

そのうえでまだ残るシミがあるのであれば、妊娠性肝斑か老人性色素斑なのかを判別したうえで何らかの対策をしても遅くはないはずです。

 

その点を踏まえたうえで、妊娠性肝斑の治療・対策をご覧ください。

 

妊娠性肝斑の治療・対策

 

妊娠性肝斑の治療と対策には7つの方法があります。

 

  1. ホルモンバランスを整える
  2. 紫外線対策
  3. シミに効く栄養素を食事でとる
  4. ストレスをため込まない
  5. 内服薬による治療
  6. クリームによる治療
  7. レーザー治療

 

ホルモンバランスを整える

妊娠性肝斑はホルモンバランスの変化により発生するので、とにもかくにもまずは体内のホルモンバランスを整えることを考えましょう。

 

早くて産後2〜3ヶ月で妊娠性肝斑が薄くなっていきます。

 

ただし内服薬は退治や乳児に影響を与える可能性があるため、産後一定期間経過後から飲み始めるのが良いでしょう。

 

紫外線対策

産後は紫外線を受けてシミができやすい状態です。いつも以上に紫外線対策を心がけましょう。

 

外出時には日焼け止めやファンデーションを塗り、日傘や帽子を着用するのはもちろんのこと、紫外線は窓ガラスを通過してきますので、室内にいても日焼け止めを塗るようにしましょう。

 

シミに効く栄養素を食事でとる

妊娠中や産後すぐの時期は胎児や乳児への影響を考えると薬に頼ることは避けたいものです。

 

メラニンの沈着を抑えるビタミンCと新陳代謝を促すビタミンAを含む食品を意識して食べるようにしてできるだけシミができるスピードを遅らせるようにしましょう。

 

ストレスをため込まない

数時間おきにやってきて寝る暇もなくやらなくてはならない授乳とオムツ替えは相当ストレスがたまります。ストレスは肌のターンオーバーを遅らせ、肌の潤いを少なくするため、シミが蓄積しやすい環境を招いてしまいます。

 

旦那さんの協力も得ながら適度にストレス発散をするようにしましょう。

 

 

内服薬による治療

妊娠性肝斑に効果のある内服薬に必要な成分は「トラネキサム酸」です。トラネキサム酸は血液でカラダの隅々の肌にあるメラノサイトまで運ばれ、色素沈着を抑制する効果をもっています。

 

トラネキサム酸を配合している市販の内服薬は第一三共製薬の「トランシーノU」です。

 

美容液やクリームによる治療

内服薬による治療と合わせて、クリームによる治療を行うとシミ治療により効果的です。

 

ハイドロキノンクリームやビタミンC誘導体を配合したクリームをシミに塗ってシミを薄くできます。これらの成分はできてしまったシミを薄くするだけでなく、シミの発生も予防してくれる優れものです。

 

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レーザー治療

ひと昔前まで妊娠性肝斑はレーザーを当てるとかえって肌が荒れるといわれていましたが、最近美容皮膚科や美容形成外科で使われているレーザー機器は妊娠性肝斑治療にも使えるようになっています。

 

おすすめは品川スキンクリニック美容皮膚科の「QスイッチYAGレーザー」や「レーザートーニング」です。

 

 

老人性色素斑の治療法

老人性色素斑の治療には3つの方法があります。

 

シミに有効な成分が入ったコスメを使う

妊娠性肝斑と同じく、ハイドロキノンやビタミンC誘導体入りの美容液やクリームを使うようにしましょう。

 

ビタミンC誘導体にはいくつか種類がありますが、「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」が低刺激で産後の敏感な肌にも使えると評判です。

 

おすすめのAPPSコスメはAPP-Cフラセラムです。

 

 

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美容皮膚科に相談

産前から気になっていたシミが濃くなっている場合、セルフケアでは消しきれない可能性があります。その場合にはレーザー治療や美容皮膚科で処方できるハイドロキノンクリームやトレチノインクリームで消すしか方法がないのが実情です。

 

しかしこの分野は保険適用外ですので、いくつかクリニックをチェックしながらよさそうなところに申し込んでみるのがよさそうです。

 

技術的にも料金的にもおすすめなのが品川スキンケアクリニックです。他のクリニックと比較しても格段に良い治療と低価格で対応してくれます。

 

 

まとめ

 

産後にシミが増えたといっても、ホルモンバランスが整うにつれて大半は次第に消えていきます。

 

当初は過度なシミ治療をせず紫外線予防や食習慣の見直しなどにより今ある以上にシミを増やさないように心がけるようにして、それでもまだ目立つシミがあるときに美容液やクリーム、レーザー治療などの選択肢を考えるようにしましょう。

 

 

 

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